滋賀・彦根を歩くなら、彦根城だけを見て帰るのは少しもったいない。
国宝の天守を見上げ、玄宮園で城を水面越しに眺めたあと、城下町へ降りていく。白壁と黒格子の通りを歩き、大正ロマンの街並みに立ち寄りながら、最後は外堀の名残を感じつつ彦根駅へ戻ります。
今回はJR彦根駅を起点に、彦根城・玄宮園・夢京橋キャッスルロード・四番町スクエアを巡る、徒歩中心の1日モデルコースを紹介します。
彦根|歩く旅マップ

JR彦根駅から彦根城へ向かい、城内と玄宮園を巡ったあと、京橋を渡って夢京橋キャッスルロード、四番町スクエアへ。午後は城下町に余白を残しながら歩き、最後は彦根駅へ戻るコースです。
歩行距離:約5km前後(目安)
所要時間:約7時間
スタート:JR彦根駅
ゴール:JR彦根駅
※歩行距離・所要時間は目安です。彦根城内は坂道や石段、天守内部の急な階段があるため、平坦な町歩きより体感的な負荷は高めです。混雑や立ち寄り方によって時間も変わります。
彦根を歩く1日モデルコース

| 時刻 | スポット | 滞在目安 |
|---|---|---|
| 9:00 | JR彦根駅 出発 | — |
| 9:15 | 彦根城 | 約1時間45分 |
| 11:00 | 玄宮園 | 約45分 |
| 11:45 | 夢京橋キャッスルロードへ移動 | 約15分 |
| 12:00 | 昼食 | 約60分 |
| 13:00 | 夢京橋キャッスルロード | 約40分 |
| 13:40 | 四番町スクエア | 約30分 |
| 14:10 | 城下町を自由散策・休憩 | 約50分 |
| 15:00 | 城周辺・外堀をたどり駅方面へ | 約45分 |
| 16:00頃 | JR彦根駅 到着 | — |
01|彦根駅から、国宝の城へ

旅のスタートはJR彦根駅。西口を出ると、正面の通りの先に彦根城方面が見えてきます。
駅から城までは徒歩でおよそ15分。朝のうちにまっすぐ彦根城へ向かい、混雑が増える前に城内へ入ります。

彦根城は、天守だけを短時間で見るより、櫓や石垣、坂道も含めて歩くことで城のつくりが見えてくる場所です。天守へ向かう道には石段や傾斜があり、城内だけでも意外と脚を使います。午前の見学時間をしっかり取っておくのが、このコースのポイントです。
彦根城|基本情報
開場時間:8:30〜17:00
料金:一般1,000円/小・中学生300円(玄宮園を含む)
※営業時間・料金・公開範囲は変更される場合があります。訪問前に彦根城公式サイトをご確認ください。
02|玄宮園で、城を少し遠くから眺める

彦根城を歩いたあとは、そのまま玄宮園へ。城の中を上へ上へと進んできた時間から、池のまわりをゆっくり歩く時間へ切り替わります。
玄宮園は彦根城の北東に広がる大名庭園。池越しに彦根城を望める場所もあり、天守の近くで感じた迫力とは違う表情を見せてくれます。
ここでは急いで一周するより、水面や木々の向こうに城が現れる位置を探しながら歩くのがおすすめ。午前中に約45分確保しておけば、城見学のあとでも余裕を持って楽しめます。
03|夢京橋キャッスルロードで昼休憩

玄宮園を出たら、城のお堀にかかる京橋を目指して城下町へ。ここから旅の景色が「城」から「町」へ変わります。
夢京橋キャッスルロードは、白壁と黒格子の町家風の建物が並ぶ通り。江戸時代の城下町をイメージした街並みに、食事処や和菓子店、地元の商品を扱う店が集まっています。
まずはここで約1時間の昼休憩。そのあと40分ほど通りを歩き、気になる店をのぞいたり、甘いものを探したりする時間を取ります。午前中に彦根城をしっかり歩いているので、午後は予定を詰め込みすぎないくらいがちょうどいいペースです。
04|四番町スクエアへ。城下町の時代が切り替わる

夢京橋キャッスルロードから少し歩くと、四番町スクエアへ。
江戸の城下町を思わせる夢京橋から、大正ロマンをイメージした街並みへ。距離は近いのに、通りの雰囲気が変わるのが彦根の町歩きのおもしろいところです。
四番町スクエアは、かつて「彦根の台所」として賑わった市場街を再整備したエリア。ガス灯のある街並みを歩きながら、午後の休憩や買い物にも使えます。
05|午後は、行き先を決めすぎない

14時を過ぎたら、約50分を自由散策の時間にします。
彦根城へ戻って堀沿いを歩いてもいいし、夢京橋で気になった店へ戻ってもいい。カフェで休憩するのも、この日の旅程の一部です。
徒歩旅では、すべての時間を観光スポットで埋めないことも大切です。彦根は主要な見どころが城周辺にまとまっているからこそ、午後に余白を置くと町そのものを楽しみやすくなります。
夕方|外堀の名残をたどって彦根駅へ

15時ごろになったら、彦根駅方面へ戻ります。
来た道をそのまま引き返すのではなく、城周辺の堀や石垣を眺めながら歩くと、朝とは少し違った彦根が見えてきます。午前中は「城へ向かう道」だった場所も、帰りには一日の景色をつなぐ道に変わります。
16時ごろに彦根駅へ戻れば、城内の階段や午後の散策を含めても無理のない一日。琵琶湖まで欲張って歩かず、城と城下町に絞ることで、最後まで歩く旅として楽しめます。
彦根は、城から町へ歩いていく旅
彦根城の天守を見上げ、玄宮園で少し距離を置いて城を眺める。そこから夢京橋キャッスルロードへ降り、四番町スクエアへ歩いていく。
同じ彦根の中でも、城、庭園、江戸を思わせる町並み、大正ロマンの通りと、歩くたびに景色の時代が変わっていきます。
彦根城を見るだけではなく、その城がある町まで歩く。そんな一日にすると、彦根の旅はもう少し立体的になります。
彦根の旅をもう少し楽しむなら
モデルコースに少し余白を加えたいときは、彦根ならではの体験を組み合わせるのもおすすめです。開催日や受付時間は変わることがあるため、予約前に最新情報をご確認ください。
開催時期が合えば|甲冑着付け体験
井伊の赤備えで知られる彦根らしい体験。期間限定で実施されることがあるため、旅行日と開催日が合えば候補に入れてみてください。
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湖東焼 一志郎窯|旅の記憶を形に残す
彦根・湖東の文化に触れながら楽しめる陶芸体験。町歩きとは違う時間を過ごしたい人に向いています。
彦根に泊まって、朝夕の町も楽しむなら
日帰りでも巡れますが、前泊や1泊を加えると、朝の彦根城周辺や夕方の城下町まで余裕を持って楽しめます。
滋賀・関西でもう一つ、歩く旅へ
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